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試食なのに感激する味に出会ったのは初めて。早速、予約しました。日本人の繊細な舌をうならせる婦人画報のおせち 和・洋・中三段重

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「え……?」
思わず声が漏れた。
そのときわたしが口にしていたのは、婦人画報のおせち 和・洋・中三段重のザーサイ。
誰がザーサイに「おいしい」を期待するだろう。箸休めの一品。ちょっと口が変わればいいだけで、そのものの味に期待することはあまりない。

それなのに、そのザーサイを食べて、声が漏れた。
「ザーサイとはこういう味だったか」
と控えめな塩味に引き立てられた野菜の味をしみじみと味わった。
さくっとした食感も心地いい。

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改めて、もう一切れ、ザーサイを箸にとり、眺める。
ふだん食べるザーサイは古漬けの地味な茶色なのに、婦人画報のおせち 和・洋・中三段重のザーサイはきれいな若緑色に縁どられている。

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期待が高まり、叉焼を箸に取る。

わたしは離乳食は香港。日本帰国後も、横浜中華街の店で、香港で中国料理の舌を鍛えた母が注文を細かくつけて予約した中国料理を食べて育った。
この十年ほどは、中国料理研究家の主催する本格中国料理を食べる集いにも参加している。
連れ合いも横浜育ちの我が家に、本格的な紅い叉焼は欠かせない。1、2か月に1回は叉焼を買ってくる。
たぶん、日本人としては、紅い叉焼を相当食べているほうだと思う。

「おっ」
叉焼を口に入れると、水飴の香ばしさが拡がった。
冷えた叉焼を食べて、香りを楽しめるなんて……。

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さらに中華に手を伸ばす。
一見地味な酒醸鶏(チューニャンチー)。
甘酒にも似た米と米糀を加えて発酵させた中国の調味料「酒醸」に漬けこんだ鶏。
これはじんわりと鶏のうまさが伝わる料理。ああ、幸せ。

実はこれ、既に和三段や和・洋重から、一口ずつとはいえ、二十品あまり試食して、一通り美味にうなった後。
既におなかがいっぱいになりかけていたタイミング。
それでも感激させる味とは……。

▼「婦人画報のおせち 和・洋・中三段重」の予約は▼

我が家の2019おせちはこれに決めて、予約しました。
実は和食と中華のセットや、和、洋、中3種類頼むなど、いろいろ候補は出ていたのですが、連れ合いの気に入る中華がなかなかなく、この婦人画報の和洋中セットを連れ合いに見せたら
「和洋中のバランスがいいし、価格も手ごろだし、これはいい」
と一目で気に入りました。

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伝統おせちも艶やか

こちらは婦人画報のおせち 和・洋・中三段重の和の一段。
伝統のおせちと言えば、醤油色に染まり、地味で、あまり写真映えがしないのが一般的。
美しい写真で魅了する婦人画報はさすがに目での楽しみを重視して、伝統のおせちなのに、色が美しく、艶やか。

解凍したに箸で整えなおした写真と思うかもしれないが、実は解凍したそのまま。
美しく仕切りを超えて置かれたまま冷凍されたものをただ静かに解凍しただけ。

味もまた、冷凍おせちとは思えない、香り立つ味わいと、野菜もしゃきっとした食感。

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洋の一段も日本人の舌に合う繊細さ。

おせちの洋の一段は、一般的にはローストビーフや鴨のローストなどの肉類と、ムースやパテが多い。塊の料理のため、面で埋められている。
ところが婦人画報のおせち 和・洋・中三段重の洋の一段は、ぱっと見た目に細やか。

白い四角をくるんだピンクの料理はクリームチーズ生ハム巻。スモークサーモンも真ん中にケッパーをくるんで、見た目に変化をつけている。
パールオニオンと、最近見かけることが増えた新種のカリフラワー=ロマネスコオイル和えの下に隠れているのは、スモーク香る帆立燻製。

埋め草的な料理は一品もない。

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この「真鯛の塩麹漬け焼きトマトソース」なんて、冷蔵で売られているオードブルセットでもお目にかかれない繊細な料理。

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「つぶ貝ジェノベーゼ」は、ジェノベーゼが苦手なわたしが、もっと食べたくなったほど、上品なジェノベーゼソースを軽やかにまとっていた。

要するに、婦人画報のオリジナルおせちなら、和洋中、どれを選んでも後悔しない。