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映える婦人画報のおせち「和・洋・中三段重」お取り寄せで大満足


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実は毎年おせちはあれこれ目移りして、なかなか決められず、注文するのは11月末や12月になることも珍しくありません。
でも2019年のおせちは10月早々に注文しました。
それは10月頭に行われた婦人画報のおせち試食会で食べたおせちがあまりにおいしかったから。

これまで食べたおせちの中で、たん熊北店に次いでおいしかったです。そしてコストパフォーマンスは抜群の1位。
高くておいしいおせちも、安いけどそこそこのおせちもありますが、婦人画報のおせちはトップクラスの味ながら、価格はお手頃。

頼んだおせちは「婦人画報のおせち 和・洋・中三段重『牡丹』」。この豪華さの4人前で 24,840円(2019年版。2024年版は25,920円)。
だいたい4人前おせちは安価なところで1万5千円くらいから、ホテルや料亭など名が通ったところだと3万円前後が多く、もちろん上は6万円とか10万円とかきりがありませんが、内容、ボリュームからして、この婦人画報のおせちはリーズナブルです。

11月末(2023年11月30日(木)17時)までの予約注文ですべて全国送料無料。なお、婦人画報オリジナルおせちは全期間送料無料。
11月末までキャンセル無料。なので「年始の予定がまだ決まらない」あなたもとりあえず予約!

▼「婦人画報のおせち 和・洋・中三段重」の予約は▼

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まゆ玉飾りなど、風情ある和の重

和の重は伝統的なおせち料理中心のお重ですが、さすが婦人画報は映え方がちがいます。

ふだんの誌面を美しく彩る写真の感覚でおせちも用意されているので、えてして醤油色に染まりがちな和の重も、彩りがあります。

仕切りを乗り越えて上に載せられているのは、白とピンクの餅を枝に刺した、まゆ玉飾り。蚕の成長と豊作を願って、餅をまゆのように丸めて、枝につけた飾りです。さらに手毬を模した餅が2つ。黄色やオレンジ色は、栗きんとんやいくらなどで入りますが、おせちに不足しがちな色が緑。一般的には絹さやや、仕切りの葉などていどですが、婦人画報の和のお重には季節の野菜、菜花が入っています。

若い男性には「食べたいものがない」と言われがちな和の重ですが、婦人画報のこの和の重には、魚の中では若い男性にも人気があるサーモンを西京漬けにしたものが入っているなど、比較的食べてもらいやすい料理が多いです。

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ひと手間かけた料理が並ぶ、洋のお重

婦人画報のおせちの洋のお重の料理は、ひと手間かけているなと感じます。

たとえばスモークサーモン。一般にまんまスモークサーモンを、せいぜい、バラに見立てた巻き方にして詰めるくらいが多い中、婦人画報はスモークサーモンの真ん中に、サーモンによく合うケッパーを置いて巻いています。

チーズやハムもそのままではなく、クリームチーズの生ハム巻に仕立てられています。

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選抜きの味わい、中華の重。

試食の記事でも書きましたが、この中華重のザーサイが本当に美味しかったです。
浅漬けされた若草色のザーサイはしょっぱすぎず、ザーサイの素材の味が楽しめます。たかがザーサイに本当に感激しました。

わたしは香港で、現地の中国人の料理人が作る中華料理が離乳食で、日本帰国後も、母が広東語で注文する横浜中華街での本格的中国料理で育ちました。
特に叉焼は中華街の名店の味に慣れています。
その舌が、この婦人画報の叉焼には合格点を出しました。噛むほどに味わいが深まる納得の叉焼です。

鮑も贅沢な味わいでしたが、鮑の隣の、淡い色の丸いものは見た目は地味ですが、味が絶品だった酒醸鶏(チューニャンチー)。甘酒に似た中国の調味料「酒醸」に漬け込んだ鶏で、優しい甘みで、鶏のおいしさを引き出しています。

冷たいままで食べる前菜が中心ですが、電子レンジで温める海老のチリソースがあり、温かい料理も楽しめます。

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元日は和の重

4人前のおせちに、さらに刺身や大根寿司(金沢?富山?の郷土料理)などいろいろ取り寄せていましたし、食の細い夫婦二人では、4人前のおせちを、本来の賞味期限である元日のうちには、とうてい食べきれません。

ですから、いつも、その時食べる分だけ皿に取って、すぐに冷蔵庫に戻しています。今回は一段ずつ攻略しようと、元日はやはり伝統おせち、和の重。

↑まず、朝はお雑煮に、大根寿司、お刺身と共に、和の重から、サーモンの西京漬けや田作り、伊達巻など、伝統の味を一口ずつ。
昆布巻きが一風変わっていて、鮭骨の昆布巻き。こどもの頃、鮭缶の骨のところを狙ったのを思い出します。もちろん、贅沢な美味でした。

↓夜も同様に和の重を楽しみました。

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2日は洋の重

ローストビーフやミートローフなどは、まちがいない味でした。

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どうしても肉などたんぱく質中心になりがちな中で、サーモンの南蛮漬けに添えられたドライトマト赤ワイン風味がいい箸休めでした。

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インパクトがあったのは、一見いくらのように見えるココットの中身。
これは「サーモンムースのフレンチキャビア添え」。
フレンチキャビアとは、別名レッドキャビアとも呼ばれ、ニジマスの卵を加工したものです。

これ、めっちゃ好きでした。2杯ほしかったあ!

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三が日最終日は中華

1日は和、2日は洋、そして3日は中華……と、こう分けていくと、「おせちに飽きる」ことがまるでありません。

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叉焼や酒醸鶏がおいしかったのは最初に書いたとおりです。

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意外なとっころおいしかったのは椎茸旨煮。椎茸って、ピンキリで、これは食感、味つけが上等でした。

11月末(2023年11月30日(木)17時)までの予約注文ですべて全国送料無料。なお、婦人画報オリジナルおせちは全期間送料無料。
11月末までキャンセル無料。なので「年始の予定がまだ決まらない」あなたもとりあえず予約!

▼「婦人画報のおせち 和・洋・中三段重」の予約は▼

初出:2019.1.5 更新:2023.9.1

試食なのに感激する味に出会ったのは初めて。早速、予約しました。日本人の繊細な舌をうならせる婦人画報のおせち

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「え……?」
思わず声が漏れた。
そのときわたしが口にしていたのは、婦人画報のおせち 和・洋・中三段重のザーサイ。
誰がザーサイに「おいしい」を期待するだろう。箸休めの一品。ちょっと口が変わればいいだけで、そのものの味に期待することはあまりない。

それなのに、そのザーサイを食べて、声が漏れた。
「ザーサイとはこういう味だったか」
と控えめな塩味に引き立てられた野菜の味をしみじみと味わった。
さくっとした食感も心地いい。

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改めて、もう一切れ、ザーサイを箸にとり、眺める。
ふだん食べるザーサイは古漬けの地味な茶色なのに、婦人画報のおせち 和・洋・中三段重のザーサイはきれいな若緑色に縁どられている。

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期待が高まり、叉焼を箸に取る。

わたしは離乳食は香港。日本帰国後も、横浜中華街の店で、香港で中国料理の舌を鍛えた母が注文を細かくつけて予約した中国料理を食べて育った。
この十年ほどは、中国料理研究家の主催する本格中国料理を食べる集いにも参加している。
連れ合いも横浜育ちの我が家に、本格的な紅い叉焼は欠かせない。1、2か月に1回は叉焼を買ってくる。
たぶん、日本人としては、紅い叉焼を相当食べているほうだと思う。

「おっ」
叉焼を口に入れると、水飴の香ばしさが拡がった。
冷えた叉焼を食べて、香りを楽しめるなんて……。

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さらに中華に手を伸ばす。
一見地味な酒醸鶏(チューニャンチー)。
甘酒にも似た米と米糀を加えて発酵させた中国の調味料「酒醸」に漬けこんだ鶏。
これはじんわりと鶏のうまさが伝わる料理。ああ、幸せ。

実はこれ、既に和三段や和・洋重から、一口ずつとはいえ、二十品あまり試食して、一通り美味にうなった後。
既におなかがいっぱいになりかけていたタイミング。
それでも感激させる味とは……。

▼「婦人画報のおせち」の予約は▼

我が家の2019おせちはこれに決めて、予約しました。
実は和食と中華のセットや、和、洋、中3種類頼むなど、いろいろ候補は出ていたのですが、連れ合いの気に入る中華がなかなかなく、この婦人画報の和洋中セットを連れ合いに見せたら
「和洋中のバランスがいいし、価格も手ごろだし、これはいい」
と一目で気に入りました。

▼▼▼ 2019年正月、実際に食べた記事は ▼▼▼
2019年は映える婦人画報のおせち「和・洋・中三段重」お取り寄せで大満足

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