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《築地竹若》の生おせちは意外に薄味で、魚はもちろん野菜もさすがの味でした。🎍

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築地「竹若」の生おせち二段重を試食会で食べさせていただきました。

「竹若」は都内最大のいけすを誇る、いけす懐石の店で、店名を「さかな若竹」と表していることからもわかるように、世界の最高の魚が集まる築地市場をそばに控えた店ならではの、魚料理が評判のお店です。
築地というと、東京の甘辛い味付けを思い浮かべますが、意外に全体にかなり薄味で、出汁のうまさで食材の味を引き出す料理でした。

まずはぶりの西京漬け。味は薄いのですが、しっかりと味がしみこんでいました。
あわびはこぶりですが、うまみがしっかり。いつまでも噛んでいたくなる味。

にしん昆布巻はまさにうまみのかたまり。

黄色と白の二段になっている写真右側の錦卵が淡い甘さで、ほろっと口の中で崩れて、とてもわたし好みの味でした。甘い料理が苦手なわたしがもうひとつ食べたくなったくらい。

真ん中にサーモンピンク、周囲が白い四角は紅鮭燻製小川〆。これが絶品でした。小川〆とは酢で〆る料理ですが、酢がきつくないのが特徴。ほんとうに良い酢加減でした。

予想以上だったのが野菜のおいしさ。里芋はしっとりと出汁がしみこんでいて、筍や椎茸もいいお味でした。生おせちなので食感も心地よく。さつまいもはまんまゆでただけかと思うくらい、調味料の味は控えめでした。

《築地竹若》の生おせちのお取り寄せは

この生おせちのおしながきを見ると、二の重の最後に黒豆、栗きんとん、海鮮松前漬とあるのに、お重を見ても、それらしいものが見当たりません。
実はこの3品はお重に入れると、量的に物足りなかったり、他の料理に味が移ったりするので、別の袋に入って添えられています。

今回の試食会の会場でも、別の器に盛られて並べられていました。

なお、生おせちはやはり良いお値段しますが、同じ竹若の冷凍おせちなら、もっとリーズナブルな価格でいただけます。

《築地竹若》の生おせちのお取り寄せは

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初出:2012.11.14 更新:2021.12.14