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2016年版の高島屋のお試しおせちは、札幌グランドホテルの和洋中おせちを取り寄せました。
札幌グランドホテルは1934年に札幌初のホテルとして誕生しました。「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國シェフをはじめ、名シェフを輩出しています。
お試しおせちに入っていたのは和洋中、全部合わせて18種類のお料理。和食が少し多めでした。
料理自体はオールドホテルらしい、比較的オーソドックスな料理が主。全般的にはまちがいのない味と言う感じなのですが、深く印象が残る、さすがのとびぬけた味もいくつかありました。
北海道だけに、一般的な和洋中おせちよりも、海の幸を生かした料理が多めでした。
「海の幸海藻テリーヌ」「帆立貝柱の甘辛炒め」「海老とイカの香味和え」「つぶ貝うま煮」「鰊の昆布巻き」などが、他の地のおせちではあまり見ない海鮮料理でした。
《札幌グランドホテル》のおせちのお取り寄せは
ローストビーフのうまさに感嘆
最もおいしさのインパクトが大きかったのがローストビーフ。ぱっと見た目はなんでもないローストビーフ。原材料を見ると、肉自体はニュージーランド産牛なのに、なんで、こんなにうまみが強いのか、これはやはり特に洋食が有名な札幌グランドホテルのシェフの腕としか言いようがありません。
ローストビーフの左後ろにあるのが「海の幸海藻テリーヌ」、右がなんでもない料理ながらおいしかった「海老とイカの香味和え」、右後ろが「ビーンズサラダ」、後ろが「サーモントラウトのローズ仕立て ケッパー添え」です。

「え、柚子!?」
和食でインパクトがあったのが「柚子伊達巻」。
本当に口いっぱいに柚子が香り立つ、甘さ控えめの伊達巻でした。
柚子伊達巻の手前にあるのが、なんでもないのに食感と出汁の味で感激させてくれた「椎茸うま煮」と「つぶ貝うま煮」です。その左が「栗きんとん」、その奥に「紅白かまぼこ」、真ん中後ろに「黒豆」。


ひとつの味にまとまった鰊の昆布巻き
昆布巻きはややもすると、昆布と魚とが口の中で味が分かれてしまうのですが、この鰊の昆布巻きは見事にひとつの味にまとまっていました。しっとりとしたニシンが柔らかな昆布とよいハーモニーでした。


これだけで取り寄せたいと思った「カシューナッツ飴炊き」
中華で一番インパクトがあったのが「カシューナッツの飴炊き」。わたしも連れ合いも夢中で食べて、「これだけたっぷりとお取り寄せしたい」と言ったくらい。
カリカリと香ばしくて、飴が硬すぎずにぱりぱりしていて、本当においしかったあ。

叉焼かと思ったら…
中華らしい赤い色の塊を見たとき、てっきり叉焼だと思いました。ところが、なんと、これ、「豚肉カレー風味揚げ煮」。
口にしてみると、カレー粉をまぶしたレベルでなく、しっかりとカレー味。でも、比較的淡泊な味の多いおせちの中で、味に変化があり、見たときは「え?」と思ったのに、見事にスパイシーな味が美味でした。
《札幌グランドホテル》のおせちのお取り寄せは

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